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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ぶどう品種: 100% リースリング
ヴィンテージ: 2022
ヴィンヤード: グレース・ヴィンヤード
産地, 国: ウォーターヴェール /クレアヴァレー / オーストラリア
アルコール度数: 12%
オーナー: ニック・ウォーカー&デイヴィッド・オレアリー
醸造家: ニック・ウォーカー&デイヴィッド・オレアリー
クロージャー:スクリューキャプ
このワインについて:
この単一畑のワインはウォーターヴェールの中心にあるニックとデイヴィッドの新友の畑の物です。グレース・ヴィンヤードは石灰岩を赤土ロームが覆っているウォーターヴェールのクラシカルな土壌構成で、午後の日照がずっと当たる西向です。この畑はほぼ無灌漑でぶどうをが生育し、剪定と収穫も全て手作業で行います。 石灰岩は保水力に長けており気温の高い季節にぶどうはその恩恵を受けることができます。夏の間は干ばつから守ってくれる重要な役割を果たします。栽培面ではヴァーティカル・シュート・ポジショニングを採用する事で熟度を平均化するだけでなく、強い日射から果実の日焼けを防いでくれる非常に重要なシェードの役割を担っています。
2022年のクレアヴァレーは赤白共に十分に収量のある高品質な出来となりました。平均より少し多かった冬と春の降雨のおかげで生育期における土中の水分量も十分でしたし、収穫前の涼しい気温はハングタイムを伸ばし、ブドウの熟度を最大限まで引き上げました。夏から秋にかけての涼しく乾燥した天候は理想的な成熟環境となり自然の酸と品種の個性を十分に表現したブドウになりました。産地全体を通して山火事や雹害もなく幸運な優良な収穫年となったこの年は、偶然にもスクリューキャプがこの地から発信されてちょうど21年という節目と重なります。
ブドウは1日に約7トン程を手摘みで収穫します。除茎してから破砕、穏やかにプレスをかけることで洗練されたフリーラン果汁と圧搾物となります。これらは別々に扱われます。最初のこの一番搾りの果汁は畑の表現とピュアなキャラクターを保つために冷却されます。果汁が落ち着くとおり引きをして酵母と共に果皮や種から離ます。10-14日間に渡り温度管理をしながら低温発酵が行われ、5度に冷却しフィルタリングをした後に瓶詰めをします。
テイスティングノート:
ほとんど透明でわずかに縁が麦藁色。ブーケはこの産地の純粋な個性である、カファライムやレモン、フェンネル。味わいは辛口で素晴らしくピュアなアロマと同様の個性が口中に広がる。キレの良いクリンーで爽やか酸が長いとなる。今飲んでも勿論美味しいですが、15年以上という熟成のポテンシャルも持っている優れたワインです。
料理との相性:フレッシュオイスター、イカのフリット