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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ぶどう品種: 100% シャルドネ
ヴィンテージ: 2022
ヴィンヤード: ベンウェリン・ヴィンヤード
小地区・産地・国:オークバンク/アデレード・ヒルズ/オーストラリア
アルコール度数: 12.5%
オーナー:ニック・ウォーカー&デイヴィッド・オレアリー
ワインメーカー: ニック・ウォーカー&デイヴィッド・オレアリー
クロージャー:スクリューキャップ
ワインについて:
ぶどうはオレアリー家、デイヴィッドの兄弟であるマーク・オレアリーが所有する畑から収穫しています。ベンウェリン・ヴィンヤードはアデレード・ヒルズの中心地、オークバンクに位置します。樹齢は20年を超えており、北向きの斜面に植えられています。日照の長い冷涼気候と斜面というコンビネーションが理想的な酸度を保ちながら最高のフレーバーとアロマを生み出します。
2022年は申し分ないブドウ樹の生育と熟度に恵まれた冷涼で長いヴィンテージでした。収量は若干減少したものの、ここ数年の懸念されていたラニーニャの影響を全く受けずに済んだ事が一つの鍵となりました。水分を含んだ土壌と穏やかで乾燥した9月には偏りのない芽吹きが見られましたがこの千年で最も低い気温を記録した10月と11月で開花と実どまりに遅れが出ました。
この低温により早期開花品種では花粉管の発達に遅れが出ました。夏の気温は平均気温を下回り、夏と秋を通しても35度以上を記録したのはたった5日で40度を超えた日はありませんでした。主な雨は収穫時期の前に降ってくれたので収穫期間中は穏やかで乾燥した日中と夜間の温度低下が味わいの発達にしっかりと貢献してくれました。例年に無い涼しい春のコンディションが結果的に収穫期を例年よりも引き延ばし、一番最後の収穫が終わったのは3月でした。栽培家も醸造家もラニーニャ予報が外れて本当に胸を撫で下ろしました。むしろクリーンでしっかりとした味わいのブドウができて、冷涼気候の代表格であるこの産地の名声をさらに高める出来となリました。
夜の気温が低いうちに、ブドウは収穫されるとすぐに冷蔵トラックでクレアヴァレーにあるワイナリーに運ばれます。果汁は穏やかにプレスされ濁りのないフリーランジュースとセカンドプレスができるので、それぞれ別々のステンレスタンクに分けます。フリーランジュースをユーズドのフレンチオークに移し、天然酵母と培養酵母を使って第一&乳酸発酵をさせます。澱と一緒に6ヶ月間樽の中で寝かせ、複雑味と味わいを出すために毎週櫂入れします。その後澱引きされたワインは冷却され、フィルターをかけて瓶詰めします。ヴィーガン対応
テイスティングノート: 上質な麦わら色。
白桃やネクタリンなどの涼しい地域のフルーツ、シトラス、フレンチオークからは軽くトーストした香ばしいナッツなどのアロマ。
味わいには、アロマと同様の新鮮なストーンフルーツ系の果実味と柑橘を思わせるフレッシュな酸が豊かでクリーミーなテクスチャと非常に良いバランスを保っており、綺麗で長い余韻が感じられる。 熟成のポテンシャルは10年。